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さて、学校行く準備しようか。
ランドセルなんてもう一生使わないと思ってたけど。
にしても正直この状況をこんなに
早く受け入れちゃってる俺って
かなりすごいような…。
まぁ視点変えればただの脳天気というか、アホというか…
さっ!この早瀬優の天才的な学力を見せつけてくるか!
「じゃあ母さん、行ってくるね!」
「気をつけてね?行ってらっしゃーい!」
母さんは玄関のドアがしまるまで
ずっと手を振っていた。
…昔から母さんは俺を一番に
考えていてくれて本当に
優しい母さんだった。
命に関わることには特に
厳しく叱られてきた。
怒った後母さんは必ず
俺の頭を撫でて
「優君が一番の宝物よ?」
って言ってくれた。
ホント、自慢の母さんだ。
ガチャッ
「優君!」
「えっ!?ななな何?」
ビックリし過ぎて声裏がえった。
「帰ったらママとにゃんにゃんしましょうね?楽しみに待ってるわよ!行ってらっしゃい。」
…前言撤回。
優しくて教育に悪いエロ母だな。
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