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「まあ、くだらない談笑はここまでにするとして、透視した貴方の異象を解説するわね」
「ちょ、くだらないなら最初からそんな談笑しないでくださいよ! 僕の精神がズタボロに傷つきました!」
「そ。で?」
もうやだこの人。
「そ、それだけです」
「そう、それなら解説に入るわよ。無駄な時間を浪費してしまった」
今に始まったことではないけど、やっぱりこの人は鬼だ、毒舌家だ。
今回のくだりは結構効いたよ。どうやら僕がこの人と普通に、有意義に会話する為には、それ以上の毒舌を身につけるか、それに耐えうるマゾヒスティックを会得しなければならないらしい。
どっちも無理だけど。
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