スナフキンの憂鬱

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ベットの中で、不二子に合い鍵を渡された 『近くにきたら勝手に開けてくつろいでくれたらいいよ』 『誰かきたらどうすんだよ…仕事関係の人とか…』 『プチ旅行なんていいながら、思いつきでガッツリ旅行することあるし…』 『じゃあ…時々空気の入れ換えしにくるよ』 『なんかさ…私、スナフキンにはまってるかも』と不二子が笑った 『はまる要素あるわけ?』と俺も笑った 『あるよ…たくさんある』 『言葉で表してくんない?』 『スナフキンが好き。ホントの名前なんか知らなくてもいい。こんな私に付き合ってくれる、スナフキンが好きよ』 『俺も一緒かな…おもしろくて、飽きない不二子ちゃんが好きだ。嘘つかれてても許せるくらい』 不二子の乳房に顔を埋めて、俺は呟くように言った 不二子という女はなんて不思議な女なんだろう… いろんな顔をもっていて、つかみどころがない。なのに一つ一つが情に溢れていて、魅力的だ 俺なんか、そんな不思議さ持ち合わせてない そんな俺にはまって、好きだという彼女に、やっぱり可愛さを感じてしまう… 今まで出会った女とは違う、変わった女だ
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