日常が終わる夜

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……誰かが、いる。 俺らは青白い光まで到着した そこに人の気配を感じたけど、それはすばる達やないのがわかる。 無意識に警戒してしまい、進む足が止まった。 『…何を躊躇っている…』 『もう一歩前に来いよ!』 『ワシら、待ち疲れたな~』 何とも聞き慣れない そんな気分やったけど、その言葉に誘われるように一歩前に踏み出していた。 そこで見た人物は、俺がよく知るゲームのキャラクターそのもの。 冷酷オーラを放つ、明智光秀。 平和主義で明るい、前田慶次。 陽気、脳天気で自由人、豊臣秀吉。 『まだ状況把握してない?』 『前田~当たり前じゃろ~』 『誰か、説明してやれ…』 確かに把握しきれてへん 俺ら3人共唖然と見ている そんな俺らを気にする事もなく、いつの間にか俺らの前に来ていたのは……前田慶次。 『ま、俺が説明するとしますか!ようこそ、亮、博貴、裕……俺らの末裔達!』 俺らの未来は、此処から変わる事になる。
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