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「…着いた、よな?」
「明るいし、確かに此処のはずや。俺らの目指してた場所」
俺らは青白い光の元にいた
せやけど、マルやヒナが言うように着いたんやけど、何もない…。
と唖然としてた、その時――
『どりゃーっ!』
『そんな攻撃…効くかよ!』
闇の中から声がし、その方向に視線を向けた。
闇の中から駆けてきた人物、それはヨコがたまにしとるゲームのキャラクターやった。
『速いなぁ…もっとゆっくり行こうぜ?』
『ホホホ、戦いたいだけでしょ』
その後ろから、また二人闇から現れた。
その二人も見たことあるキャラクター…
「一体、どうなってんねん…」
俺の心から、いや…皆の心の声を発した。
熱い闘志を燃やす、真田幸村。
片目に眼帯を付け睨みつける、伊達政宗。
陽気に場を和ませ時には冷酷に、長曽我部元親。
独特の雰囲気を醸し出している、今川義元。
『はいはい、お二人さん終了ッスよ』
『なんだよ!邪魔するなよ!』
『おい、真田。周りを見ろ、中断だ』
『…お。いつの間に居たんだ?』
俺らはあんたらの存在にビックリやて
唖然としてる中、いつの間にか俺らの前に今川…だったか?
そいつが前に来ていた
『ホホホ、まろが説明して差し上げようぞ。…ようこそ!すばる殿、章大殿、隆平殿、信五殿……まろ達の末裔達!』
俺達は目を見開いた
信じたないけど、之が現状だと知らされるのにそう時間はかからんかった。
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