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『さて…そろそろ、その時だな』
その言葉と同時に信長さん達が光に包まれた。
居なくなってしまうのかと思うと、やっぱり少し寂しなった…
『ふふ、忠義は寂しがりやなのかしら?』
クスクスと笑う濃姫さんが、なんかくすぐったかった。
『大丈夫ですよ。私達は忠義様、楓様の側にいつも居ますから』
「…本当なんですか?」
不安そうに蘭丸さんの言葉に問う楓
楓も僕と一緒で居なくなるんが寂しいんかな?
『…大丈夫よ、楓。貴女は私の生まれ変わりよ、力になるわ』
「の、濃姫さんが…?!」
『あら、私だけじゃないわよ?』
『楓様、私もお供致します』
「うちに…二人も…、うちって一体…」
混乱しとる…そりゃそうや、急にこんな事になって生まれ変わりとはいえ濃姫さんと蘭丸さんなんて…なぁ。
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