覚醒と現実

4/9
前へ
/27ページ
次へ
『忠義、お前にはワシだ』 楓を見てて、自分の前まで来ていた信長さんに気づかへんかった。 「僕の生まれ変わり…」 『お前には偉大な力が眠っている、使い方に気をつけるんだな』 「…はい!」 僕は決心した これは逃れる事なんか出来ひん、運命なんやって。 『濃姫、よいか?』 『えぇ。楓も決心してくれましたし』 楓を見ると、先程とは顔つきが変わっていた。覚悟を決めたように―― その瞬間、信長さん達は強い光に包まれ、咄嗟に目を閉じた。 『目を開けてよいぞ』 信長さんの声が頭に響き目を開くと、目の前には一本…いや、一丁とも言える剣ショットガンが光に包まれていた。 楓の前にも同じように光に包まれたモノがあった 「拳銃2つ…と、刀?」 『拳銃は私の力よ。刀が蘭丸の力』 「…とゆうことは、僕の剣ショットガンは」 『ワシの力だ。これらがお前達しか使えない武器だ』 夢の様な出来事に僕らは頭がついて行っているやろか?
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加