覚醒と現実

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『―…ホホホ、という訳ですよ?』 あーもう、頭の中パニックやって! 何?僕らの生まれ変わり?引き継ぐ者? そんな感覚今までに一度も感じた事あらへんって… 『あー、そんなことないはずだぜ?』 「え、僕が思ってること…」 『隆平殿が思う事、特にまろには筒抜け!ホホホ』 …長曽我部?さんが言いにくそうに気にかけてくれたのに、今川さんの言葉で拍子抜けや。 でも、なんや似て…る? 『おい、そろそろ時間じゃねぇか?』 『そうだぜ!俺らの闘志を引き継ぐ時が来た!』 面倒くさそうな伊達さんに、何時にも増して熱い真田さん。 この二人っていいコンビに見えるわ、僕から見たら。 そんな陽気に考えているといつの間にか目の前の4人の周りを光が包み込んでいた。 『目を開けてみな?』 咄嗟に目を閉じた俺らに長曽我部さんが声をかけてくれた。 「え……これって……、痛っ!」 「夢見てんちゃうやんな?」 ヤスを村上くんがシバいて現実か確かめてる 流石、村上くん。 村上くんなりの確かめ方法やわ
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