覚醒と現実

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  「こ、こは……楽屋?」 次に目を開けた時には、僕達がいる場所が変わっていた。 そう異次元のようだったあの森から帰ってきたみたいやった 周りを見渡すも何も変わりはない ただ違うのは、僕らの手に武器がある。 「一体どないなってんねん…」 「村上くん、ちょ…大剣振り回さんといて!」 「……………」 いつも冷静に物事を判断する村上くんでさえ落ち着きがないみたい ヤスはその被害にあってる すばるくんは、まじまじと自分の武器 二槍を見てる…真剣な眼差しで。 すると、楽屋に二つの光が現れた。 「んー…あ!戻ってこれた!」 「ほんま、なんやねんな…」 「内、耳元で五月蝿い」 内と横山くん、亮ちゃんやった。 横山くんも村上くん同様、ふに落ちない表情してる。 「お。亮達、無事やったか?」 「まぁ、大丈夫でしたよ。急に目の前から村上くん達いなくなったのにはビックリしましたけど」 「ほんまやで。後ろ振り向いたらお前らおらんのやもん。俺らもビックリしたわ」 お互いの無事を確かめてる こういう状況になったんやもん、しゃーないよな?
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