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「どうすっかな……」
結局暇になって、町を探索中。
何だか、かなり惨めだと思う。
付いてけばよかったと今さら考えるぐらいだ。
「ゲーセン……。
は今月ピンチだから無理か……。
なら、立ち読みかな?」
そんな考えをしながら歩いていたら、右からドガッと誰かとぶつかってしまった。
「あっ、すみません!!」
俺は咄嗟に謝り、その人物に手を差し出す。
「痛たたたたっ!……きゃっ!!あ、えーと、あの!!すみません!」
顔を真っ赤にしてスカートを必死に押さえている。
「……綾瀬だよな?」
よく見るとウチのクラスの
綾瀬 絵梨 アヤセ エリ であった。
俺の言葉にビクッとしながら俺に視線を向けてくる。
「って、えぇぇぇーー!!!光輝くん!!」
何だかかなり驚いているようでかなりテンパってる。
「ちょっとした町の探索だったんだけど……」
ある意味、違うことを発見してしまったようだ。
何だかすごく顔が熱い。
「……光輝くん。もしかして見た?」
少し強い口調。
ってか、すごく顔が怖い……。
「見てない。
何も見てない。
意外と大胆だな~とか思ってない!!」
あっ、失言が出ちまった。
てか、脳内であん時の映像がリピート再生されちゃているよ……。
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