97人が本棚に入れています
本棚に追加
「オレの時は、皆が心配してくれて、力になってくれたじゃねーか!!それなのに、なんなんだよ、この前から……様子がおかしかったし、話してても、上の空だしさ!」
ガクは、思ってた事をぶつけた。自分が過去のトラウマに囚われていた時から、銀月は1人で何かを抱えていたのを見抜いていた。
その何かが、南元や揚羽に関する事なのではとボンヤリとではあるが、察していたのだ。
「揚羽は、友達だし、何かに巻き込まれてるなら、助けたい!一体、何があったんだよ」
「……そうだったな。ゴメン」
銀月は、申し訳ない気持ちになり、素直に謝った。
そのまま、ソファーに座ると、これまでの経緯を……南元と揚羽の事を聞かせた。
「……二人が血縁者か…」
ガクは、真剣な表情で何かを考えていた。
最初のコメントを投稿しよう!