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「そぉなんすよー!!しかも4つも年下なんすよー♪」
くっ!!
こいつ余計なことを…。
和樹が明らかなにやにや顔で地中さんに報告する。
「なぁぁに!?!?また女か?」
地中さんもにやにや顔になる茶化しにくる。
「いやいやただ逢うだけすっよ。」
俺は小さく答える。
「高校生を喰うなよ!!つかゆとくん珍しいね。」
地中さんが今度は少し悲しげな顔で呟く。
「珍しい」の意味はすぐに解った。
解りたくないが解ることだ。
そう「珍しい」んだ。
俺がメールや電話でしかしてない女の子とデートをするなんて……。
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