君心臓、僕血液

ふたり飴

パス停に着くと既に和樹が到着していた、こいつはこういう時はしっかりするのになぁと思いながら隣りに腰掛ける。

｢悠斗君、遅いですよ｣

(また意味のわからないキャラか)

｢すみません部長っ!!｣

仕方ないのでノッてやる。

｢わかればいいんだよ、ところで今日は亜衣と逢う日ですが気持ちはどうですか？｣

(きたか…。)
にやにや顔で亜衣のことを茶化しにくる、まぁ想定の範囲内だけど(笑)

ブルルルル。

そうこうしているとパスが到着した。