序章

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ウォォォォン 「うわぁ、先生、今日は狼の声がいっぱいちゅるよのさ」 小さな女の子が黒ずくめの男に話かける 先生と呼ばれた黒づくめの男は哀しげな顔で窓の外を見ていた 「どうちたの先生?」 その問い掛けに男は振り返り 「ん?ああ、なんでもないよ。ピノコ」 軽く笑いながら答える 「うちょ、なんか様子が変なのさ」 ピノコの真剣な顔に彼は深く溜息を吐きながら・・・ 「実は昔こんな事があってな」 黒ずくめの男ブラックジャックは語り始めた
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