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「嫌っていうか‥なんていうか‥なんで付き合おうって言うんですか？私なんかに」
「そんな理由きいてどうする訳？」
「‥他の人当たって下さい。私、あなたとなんか付き合う気ないんで。」
―‥っ！
よく言った、私よく言った！！
エラいぞ！杉山 春！！
私がその場を立ち去ろうとした時だった。
ギュッ
歩きだそうとする私を男がいきなり腕を掴んだ。ビックリした私は目をまん丸くして男を見た
「さっき助けてあげたのは誰だっけ？」
――そうだった
この男、さっき不良に絡まれてる所を助けてくれたんだった
‥‥て普通、自分からまた言うか？
「しかもさっきさぁ～君の事、助けたときにここ殴られて傷になっちゃったんだけど？どーすんの？」
知らねーよっ！
自分が勝手に助けたんだろって‥まあこの男がいなかったらすごい怖かったから感謝してるけどね？
‥‥だからって何コイツ。超ウザイ！
「この傷って誰のせいかなぁ？」
ハァー！？ウザイ!!!!
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