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「お前…気に入った」
「知りません」
そう、絶対うろたえてはいけない。
じゃないと王道になってしまうからな…
ちなみに今のは『腐男子の教訓』の第３条だからな
「なんだよ釣れないな…そう言えば俺の名前教えてなかったよな。 俺は、四条 薫 -シジョウ カオル- だ。 特別に薫って呼ばしてやる」
「丁重にお断りします」
「呼ばないと調教するぞ…っと、そんな事話してるうちにクラスに着いたぞ 名前呼んだら入って来いよ」
あれー？最初素敵な響きした言葉が聞こえたんだけど…
気のせいだよね、うん。
クラスの中は 先生抱いてとか転校生可愛い？とか王道な会話が聞こえてくる…
「よし、蘭入れ！！」
蘭は、ホスト教師に呼び捨てされた事で目付けられたなと憂鬱な気持ちで教室の中に入って行った。
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