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ヴィンセント
「……起きなさい」
魔王
「………もうちょっと……あとちょっとだけ………お…わっ!?」
ノエル、そばの紐をぐいっと引っ張る。するとベッドがバウンドし、ほうり出される魔王。
そのままあやしいと書かれた異様な椅子に座りこむ形になり、電撃が走る
「あんぎゃあぁあぁあぁあ!!!!」
ヴィンセント
「にやり」
魔王
「諸君らは私を起こしたいのかね?それとも永遠の眠りにつかせたいのかね?」(ぶつぶつ愚痴るように)
ヴィンセント
「つーん」
魔王
「やれやれ・・・」
ヴィンセント
「何をおっしゃいます魔王様、黒き月の日からぐずぐずぐずぐず早くも一カ月過ぎているのですが・・・」
「起き際にいきなり倒されるパターンが多いんですからしっかりしてください」(皮肉るように)
魔王
「あいかわらず厳しいねぇ」
ノエル
「魔王様、目覚めのコーヒーでございまーす」(笑顔で)
「今日はとってもいい天気ですよ。絶好の魔王日和です!」
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