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魔王
「えっくし!(くしゃみ)」
ヴィンセント
「こちらが、東の地のヴァンサーブル帝国、第四皇女ガレット・フェイ・ソワージュ様でございます」
「そしてこちらが、西の地のエストグロリア王国、第十三王位継承者クリスティナ・レイ・ホールデン様でございます」
魔王
「エストグロリアか……あのアジュアードに古くからある歴史深き王国だな」
「勇猛果敢にして清廉潔白な騎士団と王族が今も国を守っているのかね?」
ガレット(M)
「……!この娘……なんて大胆なドレスなんだろう……こんなに肌見せて…胸なんかもうちょっとで…」
魔王
「ヴァンサーブル。私が前に滅されたときには存在しなかった国だ…」
「あの広大なグリンギアの地形をこの短期間で統べるとは、そなたの父はよほど傑出(けっしゅつ)した王らしいな」
クリスティナ(M)
「まぁ…なんて胸元の開いたドレスでしょう…でも私も……がんばらなくては!」
(お互い火花を散らし合うガレットとクリスティナ)
ヴィンセント
「まぁ、予想内のことではありますが…」
ノエル
「不穏な空気が漂ってきましたです……」
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