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「メル…メル!!メル!!!」
いつもしっかりもののミドリは名前を呼んで…叫んで泣いていた
「……っ!!」
いつも明るいイツキは静かに…ただ静かに泣いていた
いつも3人だったこの場所にメルはいない…
楽しげに夢を語る
メルがいない…
ある日
「夢をとめればよかった…」
ミドリがかすれた声でいった
「……」
イツキはそんなミドリの声に耳を傾ける
「無茶だったのに…とめなかった…キラキラと輝いたメルの瞳なんて無視して…とめておけばメルは今でも私たちの隣りで笑っていてくれたのに…」
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