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そのあとからよくメルは天気のいい日には一人でぼんやりと丘の上で空ばかりを見るようになりました。
そんなメルの様子を心配しミドリとイツキはある日
メルに聞きました
「メル…最近どうしたの?いつもぼんやりとしているね」
「悩み事?それとも体調が悪いのか?」
メルは首をふり大好きな二人に微笑みました。
「違うよ。そんなんじゃないよ!ただ…」
メルは少し戸惑いながら二人を見つめました。
「笑うかも知れないけど………ボク」
メルらゆっくりと話しだしました。
「あの空を…どうしても飛んでみたいって思うようになったんだ」
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