世界で一番大事なあのひとへ

あれから

それなのにあの人は

遠くへ行ってしまった

私はまたひとりで

冬の夜空
光の子供達だけが
私のそばにいてくれた
冷たい夜に
冷たい身体に
わざと
冷たいミルクティー
流し込んで
冷えていく自分を
ただ感じる

子供達よどうか
この溢れる滴を
仲間に入れてください
もしかしたらあの人が
見つけ出して
私を想ってくれるかも
しれないから