あれから

6/8
前へ
/8ページ
次へ
私の世界にいつもいないあなたなんて もう死んでしまったも同然で 時々あなたからの音が鳴ればそれは 異世界からの儚い言の葉 あなたの声がこっちの世界に届くのはごく稀なことで その瞬間だけしかあなたを感じることができない 消えてしまった言葉の余韻に初めて あなたを本当に失ってしまったことを知る
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加