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タロ「そうだよっ!部屋を飾り付けて、レオがご馳走作って、繭子ちゃんが帰ってきたらビックリするようなパーティーにするんだ!」
(目をキラキラさせて尻尾もはちきれんばかりに振る)
ミイ「パーティー、する!タロちゃん、プレゼントも用意しよう?でもお金ないから…何にも買えないね…」
(勢い良く立ち上がり耳をピンと立てる。タロの手を握って言うもでもお金…から勢いを無くし耳を垂らしてしょんぼりし)
コン「タロとミイで繭子の似顔絵でも描いたら?」
(頬杖をついた体勢のまま笑みを浮かべて)
タロ、ミイ「!!」
(耳をピンと立てて互いに顔を見合わせ、パアッと表情を明るくして)
ミイ「行こう、タロちゃん!」
タロ「うんっ、行こう!」
(タロとミイが手を繋いでバタバタとリビングから出て行く。
正座していたレオも立ち上がり無言のままタロ達とは反対に足を進めキッチンに)
ミオ「…アホか」
(呆れ顔で呟き、膝を伸ばして背もたれに背を預ける)
コン「良いのよ。やらせてあげなさい。それに…」
(それに、で言葉を区切り笑みを浮かべてミオに横目で視線を送る)
コン「あっちの方は私とアンタでやればいいじゃない」
(ミオはきょとんと目を丸くしていたが、ふっと笑みを浮かべる。
片膝をついて腕を乗せると目を瞑り)
ミオ「さっすが、コンお姉様には敵いませんねー」
コン「当然でしょ?」
(ソファーに並んで座ったまま互いに笑みを浮かべ、どちらも正面を向いたまま会話をする)
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