2Shot・SURVIVAL ARMY

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死んだ婆ちゃんが見える…。 え…?何? こっち来るな? へ~ってことは ここはあの世かぁ~…。 …? …あ・の・世? ………。 アリアロ 「NO~ッ!!!」 「キャッ!?」 私は目が覚めた。 すると目の前に天使…もとい ジャパニーズ悪魔 タカムラがいた。 タカムラ 「はあ~びっくりした…。 心臓止まったかと思ったわ…。」 タカムラはため息と一緒に 胸を撫で下ろした。 サムスン 「そういえば…なぜタカムラが 私のもとへ? まさかみんな飯が遅くて…」 タカムラ 「死んだわ…。」 サムスン 「…え?」 タカムラ 「私以外の兵士はみんな 焼き肉よ…誰も残ってない。 頼りないけど あなたに希望をかけたら 残念ながらあなたが 生きていた…。」 サムスン 「…ぜ…全滅って事か? …いや、それより…、 “残念ながら生きていたって”なんだ!? せめて奇跡的とか かろうじてとか ジャパンにはそういう言葉が あるだろう!?」 タカムラ 「あら、詳しいわね? 確かにあるけど…あなたにつかうのもね~?」 こいつ…悪魔だ。 たしかこういう感じは ジャパニーズギャルじゃ なかったか? …いや…そんなことより、 サムスン 「でも、いったいどうして 君は生きていたんだ? 兵士全員が焼き肉になるほどの 攻撃を受けたのだろう?」 タカムラ 「あぁ…たしかに気になるわよね…。 …まあ…簡単に言えば…。」 サムスン 「簡単に言えば?」 タカムラ 「私が女で助かった。 ってことね。」 サムスン 「はぁ?」 タカムラ 「まあ…あんたも知ってるでしょ? 変態野郎。」 彼女の言う変態野郎…。 クリスム・アーサー。 スネークスの副部隊長であり、 かなりの女好きで かなりの変態思考の持ち主。 正直、あの思考で数多くの戦場を渡ってきたというのは にわかに信じがたい話だ。 実際、タカムラには 何度もアピールをしていたが、 毎回大切なところに ストロングキックされ ノックダウンを繰り返していた…。 そんな人だったからだ。
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