2Shot・SURVIVAL ARMY

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南米・コスタリカ 現地時間21:38. (日本時間9時38分) ジャングル内。 「あちいなぁ」 そうつぶやく汗だくの25歳独身のバリバリ金髪アメリカ人。 私はアリアロ・サムスン。 特殊戦闘部隊・スネークスの 兵士である。 コードネームは なぜか“アント”。 日本ではアントはアリというと 同じ部隊に所属する OTAKUのタカムラが言っていた。 だからってなぜアントだ? 私はそんなに小さな男か!? 身長なんか189センチは あるし充分にビッグな男なんだが…。 そんな私は今、 食事を作っている。 何でかって? タカムラに挑発されて 喧嘩したら負けてその上 食事係だってよ! ありえねーぜ! まったく…。 ジャパニーズガールは みんなああいうレディなのか? 見た目は花のように ビューティフルだが、 怒らせるとまさに モンスターだ! まったく…恐ろしいもんだぜ! サムスン 「…っと、出来た出来た。 アリアロ特製! スネークスープだ! やっぱりスープは基本だぜ」 達成感から両腕を上にあげ、サムスンは空を見上げた。 その時、 頭上を通り過ぎる 黒い影にサムスンは気づいた。 サムスン 「ん…?あれは…なんだ?」 サムスンから遠く離れたくらいのところで 飛行機のようなものから 何かが落下した。 そして… 何が起こったかは わからなかった。 真っ暗な空が まるで昼のように光り輝き、 私は吹き飛ばされた。 サムスン 「あおっ!?」 私の頭に飛んできた大きな枝が ぶつかり、私の意識は途切れた。
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