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事務所の出口付近に近づいた時、あの憎きメガネザルの声が聞こえてきた。
「どうだったエミちゃん。現代のゆとりを懲らしめる俺の姿は?」
「かっこよかったですよ、課長。っきゃ!?課長!!そんなとこ触っちゃメッ!ですよ!!」
「エミちゃん。ギザカワユス。」
……なんでそんな言葉を知っているメガネザル。
お前俺が言ってたこと本当は全部分かってただろう。
「WWWWWW」
瞬間、課長の笑い声が聞こえてきた。
なんだよ。「WWWWWW」って、絶対お前もこっち側にカウントされるだろう。
「やっぱエミちゃんの貧乳はステータスだよ。」
…………メガネザル、今度見かけたらおもっくそシバく。
俺は心の中で誓いを立て事務所を後にした。
こうして俺、もといゆとり世代代表は会社をクビになった。
すんごく納得いかないが…
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