17人が本棚に入れています
本棚に追加
それぞれ自分のバックを持って歩き出す。
竹『水沢? 航の家行くぞ?』
水『あ!!ごめん悠太!みんなと先行ってて』
俺は自分のバックを持って走り出した。
竹『ちょ水沢ぁ?』
水『ごめん!』
(木山、どこ行ったのかな‥)
俺は木山を探すべく屋上に向かった。
だけど屋上には木山は居なくて‥
水(もしかして部室かな‥)
今度は部室に向かった。
-部室にて-
ガチャ-
俺は部室のドアを開ける。 するとそこには探していた人物を見つけてちょっとホッとする。
木山は下のソファーにバックを枕代わりに寝転び腕で顔を隠して寝ていた。
俺はそっとドアを閉めて木山に近寄る。
寝ている木山は何時もより幼く見える。
あの力強い漆黒の瞳は閉ざされ、存在感ある雰囲気は寝ている為か今は優しい存在感だった。
そんな木山の頭を俺は優しく撫でる。
黒い綺麗な髪は触り心地がよく、つい指を絡めてしまう。
最初のコメントを投稿しよう!