散歩

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それぞれ自分のバックを持って歩き出す。 竹『水沢? 航の家行くぞ?』 水『あ!!ごめん悠太!みんなと先行ってて』 俺は自分のバックを持って走り出した。 竹『ちょ水沢ぁ?』 水『ごめん!』 (木山、どこ行ったのかな‥) 俺は木山を探すべく屋上に向かった。 だけど屋上には木山は居なくて‥ 水(もしかして部室かな‥) 今度は部室に向かった。 -部室にて- ガチャ- 俺は部室のドアを開ける。 するとそこには探していた人物を見つけてちょっとホッとする。 木山は下のソファーにバックを枕代わりに寝転び腕で顔を隠して寝ていた。 俺はそっとドアを閉めて木山に近寄る。 寝ている木山は何時もより幼く見える。 あの力強い漆黒の瞳は閉ざされ、存在感ある雰囲気は寝ている為か今は優しい存在感だった。 そんな木山の頭を俺は優しく撫でる。 黒い綺麗な髪は触り心地がよく、つい指を絡めてしまう。
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