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木『んっ‥』
すると木山はくすぐったいと言わんばかりに寝返りを打ち、俺の方を向く。
木『ん‥ 水沢?』
水『あ!!ごめん起こしちゃった?』
俺は申しわけなさそうに木山を見る。
木『いや‥大丈夫だ』
木山は寝転んだまま答える。
水『そう。なら良かった😃』
俺はまだ木山の頭を撫でる。
当の木山はそれが気持ちいいのか軽く目を細めた後、また目を閉じ寝ようとする。
水『木山、起きて?』
木『ん?』
木山は目を閉じたまま答える。
水『今から航の家でテストの見直しと演技構成の見直しするんだって』
木『いや‥俺はいい。 テストは見直しするほど自信が無い訳ではないし、演技構成の見直しは俺が居ても居なくても変わらないしな』
水『木山』
木『水沢は行って良いぞ? 俺は適当に帰るから心配もいらない』
水『イヤだ。木山居ないとつまんないよ‥俺』
木『水沢。 分かったよ起きるから』
木山は俺のわがままに文句も言わず起き上がった。
水『ありがとう。木山😃』
木『ほら行くぞ?』
水『うん!』
俺達は部室を出て校門に向かった。
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