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夕焼けの浜辺で2人並んで歩く。
木山は俺より身長が高い。
俺は木山を見上げてみる
見上げた木山は夕日が眩しいのか眉間にシワが寄ってる
そんな木山はほんとに男らしく、俺は顔をあかくした。
高校で初めて見かけた時も木山は眉間にシワを寄せて、近付くなオーラを放っていた。 だけど、どこか寂しげで‥ 何かを何時も探してる様な‥ そんな木山に俺は一目惚れした。
そして、学校帰りにケンカをふっかけら、不良とケンカしてる木山の姿は‥ほんとに、心ここにあらず。的な雰囲気で不良達を殴っていた。
そんな木山に俺はまた惚れた。
木山が新体操部に入った時は、この気持ちを悟られまいと、極力 木山との接触を避けた。
そして、合宿の時 木山やほかのメンバーにバレた時は もう、新体操部には居られないと思い荷物を纏め合宿所を後にした。
それでも、みんなは俺を追っかけて来てくれた。
木山には、はっきりと今はお前の気持ちには応えられない。とフラれた。
人間、はっきりフラれたらすぐに気持ちに整理がつくもんだ
俺は木山と友達として接するようになった。
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