其の三

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今日の主人も変だった。   朝起きてから すぐに森を出ようと 門番の子供を押しのけて、 外の世界に通じる橋を渡った。   途中でサリアと出会ったが、 主人は と て つ も な く 早 口 で サリアと会話して オカリナをゲットしたのち 素早く方向転換すると ダッシュで平原に出た。   サリアの主人の悲しみの顔の奧に しっかりと怒りの表情が隠れて いたのが印象的だった。     ハイラル平原に出てから一直線に 回 転 ア タ ッ ク で 城に向かう主人。   なんとか日が沈む前に 城下町に着いたは良いものの、 主人は激しい酔い&目まいに 襲われた。 それでも体は城へと向かう。     姫の影と会うのは初めてだが… 俺はとても気に入った💓   彼女は気が弱く、主人の事を まったく信じていない。   しかし その中に優しさがある‼ とっても暖かい影だ。   …影がこうだから…   性格が正反対の本物は……     『気が強くて、主人のことを 信じてはいるが中身は冷たい』   …ってところか。   一国の姫の性格がコレだったら 未来が危うい気がするんだが。   姫と話をしたら、主人はスグに 方向転換して走り出したが 何かにぶつかった………        
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