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ヒー 二学期そうそう遅刻だー
バタバタと靴を履き替えて教室までダッシュ!!
『ウワッ!?』 ドン。うっ痛い…
そーっと目を開けると目の前に
あたしの想い人中井さんが…
どーやらあたしが転けた時に
引っ張ってしまったらしい転けてる…
「…お前…」中井さんが口を開く
ややっっ!これは非常~にヤバイのでは
「あっ中井さん。ごっごっごっごめんなさいっっ」
「…?」
不思議な顔してる…と思ったらいきなり大笑い!?
なぜっっ?
「お前さぁー うつむいて歩くのやめなよ。この間もオレと階段でぶつかって謝ってったじゃん」
「!! あっあれ中井さんだったんですかぁ!?」
「そうそう。お前オレにぶつかった姿勢で動かねーんだもん。どうしようかと思っ………」
ん?中井さんの顔が変わった…
後ろを振り返ると
「!!!!!」 か、辛島だー
後ろで仁王立ちしてる…こっこわいっっ
「中井、坂口 何してるんだ?ん?」
「やー何もしてないッスよ先生」
すかさず中井さん
あたしもウンウンと頷く
「じゃぁ。何でお前らはソコに座ってんだ?」
え?は?座ってる?
中井さんを見る……やけに顔が近くに…
「!!!!!!!!!!」ヒャー!!
あたしら転けたままの姿勢で話してたからひっじょーにヤバイ格好だ…
中井さんの上にあたしが乗っかってて中井さんの両手があたしの背中にっっ!!
中井さんとあたし
目を合わせて一言「ヤバ…」
「2人とも指導室に来い…」
怒りに震えてる辛島先生様の声が…
「…………」「…………」絶句
この後、こってりと絞られたのは言うまでもない…
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