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5限目が終わってやっと寒~い廊下から解放された
ホットコーヒーを買って真紀と話こむ
「何やってたの?今の時間まで」
「うーん…色々とね♪」
「ちょっと愛。親友の真紀様に内緒にしとこーってゆーの?」
『親友』って言葉を使われるとどーも弱いあたし
「しょーがない。親友の真紀ちゃんにお教えしましょー」
と話しようとした途端チャイムがなる ホッ救いのチャイム
「ほ、ほら!チャイムが鳴ったし…」
と席に帰ろうとすると
むんずっっと腕をつかまれ
「親友よね!?」
と力強く睨まれ売店までズルズルと引きずられていくあたし…
今日あたし1教科も授業受けてない!!
「エーン。真紀ぃー。あたし1教科も受けてないよー。」
「1日授業に出なくたって大丈夫!死にゃしないよー。」
「そりゃー真紀はそーかもしんないケド あたしは大丈夫ぢゃないのよっっ!あーあたしの大切な1日がぁぁあ!赤点になっちゃうぅぅ」
「中学に赤点なんぞナイ!!」
真紀の迫力に負け結局売店の中…
「!!!!!!」
中には中井さん達が…ゲロ……
真紀一言
「ラッキィー♪」 何ぃぃ[★]
無理矢理入ろうとする真紀に必死に逆らう……
が、努力虚しく中にズルッと引き入れられてしまった
すると中井さんが振り返って
「でけー声だな」
って笑った…ひょえー恥っっ
真紀を見るとニヤーっと笑ってる
あたしたちが目と目の会話をしてると3人組の1人が
「おーい。真紀ぃー。」
と真紀を呼んだ
そう、中井さん率いる3人組の1人は真紀の彼
真紀はあたしを残して1人で話の輪に入ってしまった…
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