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俺は急いで病院に行った。
付くなり受付の奴に場所を聞き兄貴のいる病室に走って行った。
龍生「はあ……はあ……兄貴……」
病室の扉を思いっきり開けるとさっきの電話の申告な空気とは一変して兄貴はふにゃっとした笑顔で俺を迎えた。
夏輝「よう」
龍生「兄貴……ケガは……」
夏輝「あー大丈夫だ。現場で落ちただけだよ、ただの骨折。まあ……一ヶ月は入院だな」
あまりにもいっぺんにしゃべるし、おまけに大声で。
でも、まあ元気で安心したんだけどな。
龍生「ったく……心配かけるなよ」
夏輝「悪かったな。心配かけて」
兄貴のでけー手の平が俺の頭の上に乗っかって優しく撫でてきた。
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