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「誰？」
そいつは俺らの声に気づいて本を読むのを止めた。
「天音ちゃん、ちょっとうるさくしちゃった見たいだったね。ごめんね」
俺は天音って呼ばれた奴の方を見ると一瞬目が合ったかと思えばすぐに反らされた。
なんだよ……今の……
天音「別にいいよ」
天音の声は見た目と違って低くて感情が全く入ってないような声に俺はびっくりした。
「ありがとう。……後１時間後に検査があるからね」
「……ありがとう。後ドア閉めといて」
美保さんは、扉を優しく閉めた。
美保「はぁ……。ちょっと来て」
そう言うと美保さんは兄貴の病室に行ったからついて行った。
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