決別

2/8
前へ
/38ページ
次へ
龍介「桃さーん、お茶下さーい」 雛森「……はぃ……」 雛森はお茶を置き仕事もせずに ずっと空ばかりを見て、ため息をついた 雛森「藍染……たいちょ……」 この言葉を発した瞬間に 押し潰されるような霊圧を感じた。 龍介「藍染がいいなら藍染の所に行け。」 雛森は無言で隊舎を出て行った。 昌也「龍介、副官はどうした?」 龍介「出てったよ、藍染がいいんだとさ」 昌也「そうか…」 昌也(妙な感じがするな……) 龍介「なら俺は隊舎に戻るぜ」 昌也「あぁ。それと龍介、少し用心しろ妙な風の気配がするんだ。」 龍介「おぅ、ありがとよ。」 ~雛森視点~ 隊舎を飛び出した雛森は 流魂街の外れの森にいた。 雛森(隊長のバカ…) ??「へへへ、姉ちゃんちょっとこいよ。」 雛森「絶対に嫌です。貴方こそ早く帰らないと痛い目を…」 雛森(斬魄刀……隊舎に忘れたんだ……でも私にはまだ鬼道が…) 雛森「破道の三十一赤火…………あ……」 雛森は何者かによって気絶させられた。 ??「いつまで手こずってるんだ。」 ??「申し訳ありません。」 ??「藍崎龍介に仕返しする好機なのだからなしくじるなよ。」 ??「はっ。」 雛森「こ、此処は何処?」 ??「よぅ、目覚めたかお嬢ちゃんお前は藍崎を殺す為の餌だからな。」 雛森(た、隊長を殺す…?)
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加