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~夜中、龍介の寝室~
龍介「誰だ。いるのは分かってるんだ…出てこいよ。」
??「藍崎、龍介だな…」
龍介「だとしたらなんだ?」
??「お前の副官は俺達が預かっている。返して欲しいなら明日の夜に一人で流魂街の外れの森にこい。」
龍介「あぁ……」
~翌日、同時刻~
龍介「行くか…」
日番谷「こんな夜更けに隊長が何処に行くつもりだ、藍崎?」
龍介「通して貰えませんか?」
日番谷「行き先を聞いたらな。」
龍介「桃さんの救出です。」
日番谷「やはりな。俺も行…」
龍介は日番谷を気絶させ
自室に寝かせた。
龍介「すまん、日番谷隊長。」
~流魂街外れの森~
??「来たか……」
龍介「犯人はお前……だったのか………大和豪(ヤマトゴウ)…」
雛森「逃げて下さい、隊長!!」
豪「お前を思い出す度にこの左目がうずいてくるぜ……貴様を殺す為にここまできたんだ。お前等殺れ…」
その瞬間に四方八方から計50人くらいの
死神が飛び出してきた。
豪「藍崎龍介、卍解は使えないよなぁ?」
龍介「ち!!」
龍介(確かに卍解は使えない…だが風月で凌ぐにも限度がある…やっぱ此処はあれしかない…)
龍介「大和豪、俺の斬魄刀の名前を知っているか?」
豪「風月だろうが……」
龍介「滅多に使わねぇから、よーく見とけ…俺の斬魄刀の本当の名だ……魅了しろ、花鳥風月」
その形状は普通の斬魄刀が白く七色に輝く光をもった半透明の斬魄刀だった。
雛森「き、キレイ………」
龍介「安心しろ、痛みすら感じん…」
豪「な…………」
豪がまばたきした瞬間に
目の前には手下の死体が転がっていた。
豪「それでこそ、殺しがいがある。鎮まれ、明鏡止水……俺の斬魄刀の能力は相手の技をコピーする事だ。」
龍介(昔は手こずった。だが今なら…)
豪「お前、動きが遅いなぁ…」
龍介「ち!!」
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