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公園にいる人を倒すことにしたジョンは、この晩頭に飼い主のことが流れていた。
「おい、どうした。ジョン」
「いや、何でもない。飼い主の事を考えていた」 ジョンはこの晩はなかなか寝付けなかった。
次の日になり、三匹は公園に行ったけど、今日は問題になった人間が居なかった。しかし、その人が潜んで居た所に行くと、無数のエアガンの弾が落ちていた。
「これで、犬がうたれたのか」
と、マイクが口に出した。さすがに、この丸い弾は痛いだろう。人間の痛さと犬が受ける痛さはまったく、違う。人間に対する恐怖感はこういう事から生まれるとジョンは思った。また、人間には、このような人間とは逆にいい人間もいると思った。
今日の所はひとまず、引き返すことにしたジョン達は納得のいかない様子で歩いていた。さすがに、毎日あの公園にいる訳が無かった。その時、家の近くからすごい怒鳴り声が聞こえた。
「昨日は何処行ってたの。塾ほっぽりだして」
「公園に行ってたんだ。頼むから殴らないで」
と、聞こえた後、子供の悲鳴が聞こえた。
「なあ、マイク。もしかして、エアガンで犬の事を撃っていたのはあの子供だ」
と、ジョンがマイクに言った。
「確かにな。もし、この件はもう追うことができないだろう」
「どうしてだ。イジメらたままじゃ・・」
と、コルトが不安そうに言った。
「気持ちは分かる。しかし、この件でもしやり返したらなおさら、あの子供は犬達をいじめるだろう。この件は人間にしか解決できない問題だ」
と、マイクがそう言ってこの件は幕を閉じた。また、ジョンたちは新た仲間とともに歩きだした。
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