たった一つの物語

思考。

何故だろう。

最近なにかを知ることが、
知識を得ることが、

とてももどかしく、
面倒くさく感じる。

何をするわけでもなく
ただただ過ぎていく毎日は、

とても脆くて、
とても儚い。

今現在“此処”に
存在しているという
事実を信じることは
とても難しくて。

思わず過去に思いを馳せる。

それがただの
現実逃避だとは
わかっているけど、

やめることはできない。
いや、止まらない。

頭の中から響き渡る
罪悪感という名の歌。

もう嫌だな、
なんて思うんだ。

…どうして此処にいるんだろ