試験

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耳をふさぎたくなるようなドラゴンの砲口 『やるしかねーか』 手のひらを開く 目をとじ全身が風にかこまれるのをイメージする 髪が逆立った 目を開き全力で地を蹴った 一歩 たった一歩でドラゴンは目の前 『力の加減が相変わらずわかんねーや』 すぐさま抜刀する 俺の刀は 〔風神刀〕フウジントウ 伝説上風神という風の神が使っていたという刀 魂がやどっていて意志に応じて風を操ることができる そしておれの業は風 どうしても合わせたかったから手に入れるのには苦労した
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