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そう思っていただけに写真を見た時は一気に不安になりました。
産まれてすぐに、心温は福岡に入院することになりました。
私たち家族は、直接心温に会うことを許されないまま、最初の手術を迎えることになりました。
指や頭に点滴をつけそれでも必死に生きている姿を見て私は、
《なぜ心温がこんな辛い目に会わないといけないんだろ》
と思い涙が溢れてきました。
姉が心温を抱くこてができたのは生後2週間たってからのことです。
私達がやっと心温に会えたのは、産まれて3ヶ月たってからのことです。
一時退院が認められました。
その時心温は小さく、抱っこするのも怖く感じました。
すやすやと眠る心温を見ていると
《産まれてきてくれてありがとう》
という気持ちが湧いてきました。
生きていくことは大変かもしれないけど私は精一杯守ってあげたいと思いました。
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