小さな命

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そんな時学校の友人が、 千羽鶴を折ってくれました。 とても嬉しく絶対諦めたくないという気持ちになりました。 それから何度も何度も手術をしました。 《この手術をしたらよくなる!!》 そう信じていましたが、良くなるきざしは見えませんでした。 私に出来ることは心温の無事を祈ることしかありませんでした。 大手術を終え、ICU集中治療室から出てきた心温は今までの記憶をなくし、言葉は喋ることが喋ることが出来なくなっていました。 でも私は心温が、生きていることが嬉しく感謝の気持ちでいっぱいになりました。 手術は成功したものの状態は日に日に悪くなり、9月の後半には今日、明日が山とゆう状態にまでなっていました。image=355596695.jpg
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