ラブゲーム

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「あっ…ひゃぁ…っ!!」 男は巧みに舐めあげる。 しかし僕がイけることはない。 紐によって、射精をさまたげられてしまっている。 イきたい…。 イきたいイきたいイきたいイきたいイきたいイきたいイきたいイきたい!! 頭が…おかしくなりそうだ…。 「ほら、もうイきたいだろ?我慢すんなよ、セリフ言ったらちゃんと解放してやるからさ」 「ッう……ふぁッ!!あっ…!!」 言いたくない…。 言った瞬間、僕の中のなにかが崩れてしまいそうで、それが恐くて…。 「…しょーがないなー。イカせてください、だけでいいよ」 俺だってそこまで変態趣味じゃないしね。 馬鹿だ。こんなことをしといて自分は変態じゃないと? 男は休む間もなく攻め続けた。 もうこれ以上我慢すると、発狂してしまいそうだ…。 「――…さぃ…っ」 ニヤリと目の前の男が笑った。 「なんだって?聞こえねぇよ」 っ、クソ…。 後で覚えてろよ…。 「イカせてくだっ…さい…っあぁあぁぁッ!!!」 紐をとかれ、男が軽く吸いあげただけで僕はあっけなくヤツの口内へと射精してしまった。 射精の気だるさにぐったりとしていると「なに寝てんだよ」といきなり口付けられる。 「っむ…!!?」 ドロリと男の口から流れ込んできた液体。青臭くて、この舌にひっかかるような感触は……僕の…。 「どう?自分の味は」 「ごほっ…ごほっ、ゲホッ!!」 むせた。 口に流れ込んできた液体を床に吐いた。 最悪だ…まさか飲ませられるなんて…。 「さーて、じゃあ本番いきましょーかね」 見ていた一人がそんなことを言い出す。 本番?あぁ、僕の中にそれを入れる気か…。 再び押し倒され、目の前の男がカチャカチャとベルトをはずしていく。 目の前に見えた…というか見せ付けられたその性器はグロテスクな色のものだった。 それを肛門に当て、もう駄目かと諦めたその時だった。 「っ……!!」 ガラリと扉の開く音。 教室にいた全員がそちらに目を向ける。 そこにいたのは…一樹だった。
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