中原香苗と僕。

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 中原香苗、高校二年の優等生。成績優秀スポーツ万能趣味多彩、その上容姿端麗と天の断りを根本から破壊させるキャパシティの持ち主だ。 部活は生徒会とインドアクラブ、生徒会では副会長を二年生ながら勤めており、次期生徒会長最有力候補である。  次にインドアクラブの説明だが、これは入部試験のある入るのが難なクラブだ。試験内容は面接。 香苗が言うには「答えには興味ないの。その人が私にとってどのような役割を果たすのかを勝手に判断して勝手に肯定して勝手に入部させるような感じね」だそうだ。 そう、この部は中原香苗が作り、中原香苗の為に存在する部活なのだ。 クラブ内容は自由。部室に最低週2顔を出せばそれでよし。ちなみに僕こと遠野誠はここの副部長ならびにツッコミ担当だ。 さて、ここまでざっと説明していかに中原香苗という人物が凄く、校内権力がハンパないかを伝えてきたわけだが、この小説内ではその「表」中原を出すことはあまりない。 インドア、つまりは内側な性格、名付けるなら裏中原がこの小説のメインになるからである。それでは説明もここまでにし、本編にて中原や僕、その他多くのアブノーマルな方々に付き合っていただきたいと思います。 それでは。 追記、伏せ字の量はきっとモバ1の量になるでしょう。
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