中原香苗と僕。

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「うん、遠野二年生。こちらを見ていただきたいのだが……」  部室で中原に話しかけられた。現在部室内には僕と中原しかいない、なのに名前を呼ばれるのは何とも不思議な感覚ではあるが、文章化した際にわかりやすいので特に気にしないことにした。 「ん?あぁ……って、おまえ何してんだ!?」 目の前には下着姿の中原が腕組みして立っていた。全校の男子生徒が夜な夜な想像しているであろう彼女の格好を今現在僕は見ているのだ。というか見てしまっているのだ。 「……?いや、最近太った気がしたのでスタイルを見てもらおうかと思ったのだが。どうだ?太ったか?」 「知るか!僕は中原が以前どのようなスタイルであったのかを見たことはない!」 「見たことはあっても想像くらいしたことあるだろう。あ、この場合は妄想か?」 「そんな違いは今現在の問題に全く関係ない!」 「ふむ……あぁ、ちょうど私がやせていた頃のヌ■ド写真がここに」 「見せろ……じゃない!見せるな!」 ビックリするくらい一瞬理性がとんだ。ぎりぎりアウトだ。 「なんだ、私のヌー■がみたいのか。ならば写真ではなくても実物で見せるのに」 「やめろ、僕の何かが消えてしまう」 主に理性と好感度が。 「いやいや、遠慮するな。私は君の■■■から■■が■■■に■■するのを直でみたいと言う好奇心が今物凄く湧いてきたのだ。私はぬぐ、君はぬけ!」 「一つの台詞で伏せ字を多用するようなことを言うんじゃねー!」 とくに最後は問題すぎる。
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