中原香苗と僕。

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「何だ……キミはシャイだなぁ、相変わらず」 「これはシャイなのか!?違う気がするぞ」  シャイというのは内気という意味だ。人前で■■■しないのがシャイというのならほとんどの男子はシャイになるぞ!中原! 「でも相変わらずツッコミはやんちゃで破壊的ね。この部屋を防音にしセキュリティー強化したかいがあるわ」 あ、さすがに一般生徒には見られたくないんだな。 「ったく……つか服着れよ!」 「着るわよ、さてと……」 「なんで今度は下着を脱ぐんですか!?」 「開放的じゃない」 「開放的すぎる!少しは羞恥心を覚えてくれ!」 「ふむ、つまり君は「そんな格好されては僕のナニからナニが出てズボンが汚れるから入れさせろ」と言いたいのだな」 「僕はいつ何時どこでそれを口にした!?少なくとも僕は記憶にないぞ!」 というか、何がどのように間違えればこんな解釈になるのだろうか。バカと天才は紙一重ってやつか。 「全く……私に全裸どころかノー■■ノー■■さえすることを許さないとはな。君は鬼だな」 「少しは女らしい態度を見せてくれよ……」 インドアクラブに入ってから一度も中原の女らしいところを見たことがない。初対面だったときでさえ「よし分かった、合格だ!君には私を■す権利を与えよう」と言ったのだ。今更……
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