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「分かった、少し女らしい所を見せよう」
「へ?」
そういうと中原は脱ぎだした。言う必要はないかもしれないが、全てをである。
その後近くにあった毛布を取り、身体を包んだ。
「さて、さすがに私も初めてなのでな。この場合経験あるなしに関わらず君にリードを取っていただきたい」
「……え?女らしさって?」
「私の■■声や■■■の部分やその後起こる■■あたりだな。まぁ心配せずとも今日は大丈夫だ、部室にはきちんと道具を揃えている」
「お前の女らしさはそこなのかよ!」
確かにそうだが、彼氏でもない男にそこまでするのはおかしいだろ。
そう脳内でつっこんでいるうちに、中原が僕に体当たりをしてきた。
僕が下、彼女が上。ちなみに両手は捕まれていて動けない。
「まったく、私がリードを取ることになるじゃないか。君が私に好意を抱いて行為してくれるかは定かではないが、愛のない行為もなかなか……」
「勝手に始めようとするな!手をはなせ!」
「ははは、往生際の悪い。君は私と一つになるのだぞ、光栄だと思え!」
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