第一話

2/6
前へ
/6ページ
次へ
 小学5年生タケルは、いつものように件見捨学校へ登校した。 「ワハハ!我々は超、悪の組織『オウンゴ』だ」 「な、何ぃ!」 「正義の味方、タケル!お前は目障りだ、消えろ!」 「消えん!」 「ならば、喰らえ!オウンゴ秘偽『なにもかも調べた上での振込み詐欺』!」 「な、何ィ!それが人間のやる事か!そっちがその気なら!」  タケルがディエルカードを取り出す。  出るぞ!  必殺のアレが! 「必殺!『接着剤付きカードをATMに入れて使えなくするブレイカー!』」 「な、何だと!?馬鹿なぁ」  今日も平和は守られた。  ありがとう、タケル! 「何してんの、タケル。遅刻するよー」 「待てよ、イッコ」  ありがとう、タケル!
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加