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小学5年生タケルは、いつものように件見捨学校へ登校した。
「ワハハ!我々は超、悪の組織『オウンゴ』だ」
「な、何ぃ!」
「正義の味方、タケル!お前は目障りだ、消えろ!」
「消えん!」
「ならば、喰らえ!オウンゴ秘偽『なにもかも調べた上での振込み詐欺』!」
「な、何ィ!それが人間のやる事か!そっちがその気なら!」
タケルがディエルカードを取り出す。
出るぞ!
必殺のアレが!
「必殺!『接着剤付きカードをATMに入れて使えなくするブレイカー!』」
「な、何だと!?馬鹿なぁ」
今日も平和は守られた。
ありがとう、タケル!
「何してんの、タケル。遅刻するよー」
「待てよ、イッコ」
ありがとう、タケル!
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