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小学生タケルは、今日も元気だ!
今は、音楽の時間さ。
ドラムを叩いて、汗だくなんだ。
「だから、脱ぐ!」
「脱ぐな!」
「悪い悪い。イッコ」
衝撃波がその時、学校を襲う!
「ワハハ!我々は悪のド級軍団『サービス』だ」
「何だ、お前ら!今は授業中だぞ!」
「正義の味方タケル!今日こそお前のハートを撃ち抜くぜ!」
「出来ん!」
「ならば喰らえ!サービス秘偽『布団をドラムがわりにして寝られなくする行為』!」
「な、何ィ!それが人間のやる事か!?」
タケルの右手に大いなる力が集まる。
出るぞ!
必殺のアレが!
「必殺『布団が吹っ飛んだ!』」
「ぐああ……、なんのこの程度!」
「俺の精神波が通用しない!?ならば……」
頑張れ!タケル!
「必殺『布団でぐるぐる巻きにして、海に捨ててくバスター!』」
「なんという……、無念」
教室に潤いが戻る。
ありがとう、タケル!
「タケル!わたしのリコーダーは何処よ!」
「へへ。従兄弟の兄ちゃんに売っちまった、勘弁な」
ありがとう、タケル!
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