第一話

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 タケルは、やっぱり元気だぜ。  今日は、全裸でお散歩さ。  おまわりさんも温かい目で見てくれる。 「キミキミ、全裸はいけないよ♪」 「悪い悪い。つい、脱いじゃったんだ」  その時、謎の物体がタケルとおまわりさんを襲ったぞ。 「トゥ!」 「ウワァー、助けてー」 「なんでい、なんでい。何者でい!」 「ワハハ。我々は悪の国家認定小隊『パトロール』だ。正義の味方タケル。お前を破壊する」 「断る!」 「ならば喰らえ、秘偽『勝手に人を守って自分達の文化を押し付けるオペレーション』」 「な、何ィ!それが人間のやる事か?」  タケルが、腕時計から何かを指示する。  出るぞ。  必殺のアレが。 「必殺!『巨大な飛行物体で突撃……』」 「止めるんだ、タケル!」 「その技は危険過ぎるわ」 「その声は、イッコにヤマト!」  確かに危険だ。  頑張れ、タケル! 「これなら、どうだ!追加必殺『慈愛の心で唄い続けるウェーブ!』」 「ウワァー、俺達は正しくないのかー」  
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