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最後に
この名言集は完結しない。
だから本当の意味での最後なんてものは、この名言集には無い。
僕が敢えてこのページを書いたのは、ただ君に伝えたい事があったからなんだ。
…君は一期一会という言葉を知っているだろうか。
『生涯でたった一度きりの出会い』という意味だ。
途方もなく広いネットの世界だが、けして一期一会がないわけじゃないと僕は思う。
見えない電波の向こうには確かに誰かがいて、君と同じように、泣いたり笑ったり、怒ったりしてる。なによりも、今を生きている。
僕たちは文字や絵を通してしか繋がっていない。実際、それがリアルってもんだ。
だから、君に僕がどんな人だか解らないように、僕にも君がどんな人間なのか解らない。見えないんだもの、当たり前だ。
けれど、忘れないで欲しい。僕たちは文字や絵を介して確実に一期一会の中にあるって事をね。
僕がこの名言集を書く理由、それは、少しでも多くの人に、少しでも多くの名言を知って貰い、その上で納得のいく人生を生きてもらいたいと考えたからなんだよ。
それが欺瞞だとか、偽善だとか思われたって別に僕は構わない。そう思われるのを僕は恐れているが、同時に諦めてもいる。
それで、君がここまで読み終えて、この名言集に少しでも感じたところがあったなら、次の誰かに、この名言集をすすめてほしいんだ。
気が乗らないなら、そんな事はしなくたっていい。肝心なのは君が読んでくれたって事なんだからね。
さて、最後になったが。一つだけ言わせて欲しい。
『読んでくれて、
ありがとう。』
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